投稿日: 2012年8月24日2019年4月4日 投稿者: neworks湯筒 高遠に来て知り合った山根さんが蕎麦を打つ店「壱刻(いっこく)」から注文を頂いた「湯筒(そば湯入れ)」です。麻布を漆で何枚も何枚も重ねていく「乾漆」という技法でつく手居るので、行ってみれば漆の固まりです。毎日熱いそば湯を入れてもびくともしない堅牢さと、乾湿ならではの柔らかなフォルムにこだわっています。129年前の土蔵を改装して作ったという店は、陰影があり錫の色もよく似合うと思いました。