金継ぎとなおしもの

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■漆器の修理・塗り直し
漆器は塗りなおして使い続けることが出来る貴重な道具のひとつで、しっかり作られている物なら直し直し何代も使えると言われています。割れ・欠け・ひび・剥がれ等のお直しの他に、長年の間についた表面 の使い傷や艶落ちなどは塗りなおすことで生まれ変わったようになります。
お直しは私にとって嬉しい仕事のひとつです。と同時に「愛着をもって長い間直し直し使っていただけるような器が作れているだろうか」と襟を正す瞬間でもあります。
(※大変申し訳ありませんが、現在漆器のお直しは菅原利彦の作品とnenworksの作品のみ受付けております。)

■金継ぎ(陶磁器の割れ・欠けの修理)
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、陶磁器の割れや欠けを直すのも漆の仕事です。漆は接着剤としての役割も果 たすのでこのような仕事もできるわけです。nenworksでも様々な陶磁器を直してきました。金継ぎをすると、直したところに施した金などで器に新たな表情が生まれます。これがかえって素敵な結果 を生むことも多く、日本人の粋を感じます。

■ご依頼から完成までの流れについて

(1) まず、メールまたは電話でだいたいのお話をお聞きした後、直接をお持ちいただくか郵送していただきます。

この段階で、
・お写真(全体と修理部分の最低2枚お願いします)
・お品物のサイズ
・割れ・欠け・ヒビ部分の長さ・大きさ
・修理方法についてのご希望
等の情報をメールしていただき、そこから分かる範囲でのおおよその簡単な納期・費用等の見積もりをお出しすることも可能です。

(2) 次に、修理の方法のご提案と納期・費用等の見積もりをお知らせして、お客様にご確認頂いてから修理開始します。(この時点でお客様が修理不要と判断なされば郵送にてお返しします。申し訳ありませんが送料はお客様ご負担でお願いいたします。)

(3) 修理完了しましたらメール又はお電話にてお知らせ致します。

■金継ぎの費用について
破損の状況によりますが、だいたいの目安として小さな欠けで3,000円〜と考えていただければと思います。
(申し訳ありませんが、送料はお客様ご負担でお願いいたします)

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