湯筒

乾漆の湯桶
高遠に来て知り合った山根さんが蕎麦を打つ店「壱刻(いっこく)」から注文を頂いた「湯筒(そば湯入れ)」です。麻布を漆で何枚も何枚も重ねていく「乾漆」という技法でつく手居るので、行ってみれば漆の固まりです。毎日熱いそば湯を入れてもびくともしない堅牢さと、乾湿ならではの柔らかなフォルムにこだわっています。129年前の土蔵を改装して作ったという店は、陰影があり錫の色もよく似合うと思いました。

酒の器Toyodaグループ展

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『木のうつわ 漆のうつわ 金属のうつわ』

稲垣大・ 落合芝地・甲斐のぶお・菅原利彦
日高英夫・ 松本和明・三木啓樂
日時:::9/5(水)~9/16(日)
:::::11:00~19:00 月曜定休
場所:::酒の器 Toyoda
:::::京都市伏見区上油掛町190
:::::075-611-7822